郵便ポストの連続放火事件が発生! 郵便探偵の配達員・瞳子は事件解決に乗り出すが、新人・周防からの好意に戸惑い、普段の調子が出ない。

直木賞作家が生と死の戦場を鮮やかに描く実録兵隊戦記。

巣鴨の路上でIT企業社長が刺し殺された。目撃者も凶器も発見できず、剣持直樹たち極秘捜査班に白羽の矢が立つ。

三年前の誕生日に恋人を亡くしているラジオ局の報道記者、星乃さやかはある日、「孫が至急百万円を振り込んでほしいと言っている」と慌てる老婦人に出会う。

老夫婦が住んでいた空き家で、男女の白骨死体が発見された。

悪名高い実業家添田が、白馬にまたがった黒い鎧の騎士に剣で殺されるという謎の事件が発生。

逆さまに咲くチューリップはありますか?―京都府立植物園の新米職員の神苗健は、ある母娘から質問を受ける。

「もしかして、ある人に騙されてしまったかもしれないんです」 上村恵子は、銀行員の鳥坂大介と結婚したはずだった。

女性は人類に入らないとされていた十九世紀半ばのヨーロッパで、虐げられた女性と労働者の連帯を求めて闘った革命家フローラ・トリスタン。

数々の殺人を犯しながらも逃げ切ってきた自由人、トム・リプリー。

ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、当時起きた殺人事件のことを思い出す。

車中の首なし遺体が発見されるや、次々に殺人事件が。

〈リーバス警部シリーズ〉 女子学生が運転する車が起こした衝突事故。

保険調査員の仕事は、死亡事故の発生に際し、保険会社から支払われる保険金に関して被保険者側に問題がないか調査・報告すること。

第14回(2016年)『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞受賞作! さまざまな証言を頼りに真実に迫っていく、革新的な野球ミステリー。

世間を騒がせる怪人二十面相の秘密を知り、身を挺して真実を伝えようとした少年と、彼に「力」を授ける謎の紳士。

新人警察官アリ=ソウルの赴任先は、アイスランド北端の小さな町、シグルフィヨルズル。

同棲中の谷村有子と葛西信は、売れない役者同士。ある日有子は偶然、人気女優の新藤美由紀の運転免許証を拾う。

コペンハーゲン警察の特捜部Qは未解決事件を専門とする部署だ。ある日ここに一本の電話が入った。

事件の現場である風光明媚なボーンホルム島に赴いたQの面々。そこには少女轢き逃げ事件に関する膨大な資料が待っていた。

テロや民族紛争の激化に伴い発達した近接戦闘兵器・機甲兵装。

「この子はわたしたちの子よ」品川のタワーマンションを起点にレールガン・テロを試みていた妻・沙織から、通島武志は、千秋に関しての思いも寄らぬ話を聞いてしまう。

冷戦時代、米ソは極秘の生物化学兵器を共同開発していた。「死霊の泉」なる猛毒物質はいまも大量に貯蔵されている。

お馴染みの楓ヶ丘動物園の飼育員たち――大型哺乳類担当の僕(桃本)、げっ歯類担当の七森さん、ツンデレ獣医の鴇先生、そしてカルト的人気、爬虫類担当の変態・服部くん――が、動物たちにまつわる謎を解き明かす、人気ミステリーシリーズ最新刊!

『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』で大暴れした魔法使いのマリィと、八王子署の変態刑事、小山田聡介が帰ってきました! 小山田邸で家政婦として働くことになったマリィ。

首を落とされ背中の皮が剥がれた無残な女の死体。

英国王妃から「公爵家の未来の跡継ぎの教育係になるように」という新たな任務を与えられたジョージー。

銀座ホステス絞殺事件で、担当検事の江木秀哉は捜査に関しての疑問を刑事たちに呈したものの、 彼の話に耳を傾けたのは高須刑事だけだった。

青梅の病院で殺人未遂事件が発生した。被害者は入院患者の千石典子。

17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。

鎌倉で小説家の父と暮らす少女・荒野。「好き」ってどういうことか、まだよくわからない。

それは、いつからだったろう。この世界に奇妙な現象が起こり始めた。

あのアツい男・遠藤が出社拒否に!? 人のいい彼が遂に、折れた……。

ネイルサロンで、暑い夏の坂の途中で、深夜の電話口から、人々は不意に怪異を語りだす。奇譚に埋め込まれ、漂っている記憶とは。

人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ―。

食い気盛んな同心・木村忠吾の大好物は、深川の一本饂飩。柚子や摺胡麻、葱などをあしらった濃目の汁で食べる。

当代随一の女形・五代目岩井半四郎と知り合い、再三、芝居への招きを受けていた小籐次。

ロス市警警察犬隊スコット・ジェイムズ巡査と相棒の雌のシェパード、マギーは、逃亡中の殺人犯を捜索していた。

死刑執行前夜、密室状態にあった別々の独房で、二人の囚人はなぜ斬殺されたのか――。

一九八四年、台湾で四人の少年たちは友情を育んでいた。三十年後、そのうち一人が全米を震撼させる殺人鬼に。

少女ローズが偶然発見した、イリジウム合金製の巨大な“手"。それは明らかに人類の遺物ではなかった。

体高六〇メートルを超す人型巨大ロボットのパーツ回収プロジェクトは、様々な困難に遭いつつも極秘裏に進んでゆく。

あなたを、助けたい。 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。

人間の心を捨ててもずっと一緒にいたかった。

羽賀亮は、警視庁捜査一課の刑事でありながら『羽賀組』四代目を務める“組長刑事”である。

予想を裏切る『至宝』の数々!驚きのトリックに、思いがけぬ結末。

ミステリー文学資料館は、日本の探偵・推理小説の書籍や雑誌を収集保存し、研究者や一般読者の利用に供するために一九九九年四月に開館した。

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。

「日本殺人事件」(第48回推理作家協会賞受賞)著者が贈る語りの妙味溢れる新作短篇集。

東京湾に浮かぶ新日本瓦斯開発株式会社の天然ガス掘削プラットフォーム“エレファント”。

気鋭の劇作家内藤岳は、知己を得た世界的劇作家ヘルムート・ギジに師事するため、ドイツに渡った。

築五十年のオンボロビル「スカイカーサ武蔵小金井」には、人なつこい幽霊の少女・アリサがいる。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの7月。

東京湾臨海署管内で救急搬送の知らせが三件立て続けに入り、同じ毒物で全員が死亡した。

駆け込み寺「慶光寺」の主・万寿院の知人の娘・お結を、京から連れ帰ってきた「橘屋」の用心棒・塙十四郎。

中越・永生藩の山村から、奇妙な男が江戸に送り込まれた。

浅草門前町の両替商・分銅屋仁左衛門に用心棒として雇われた浪人・諌山左馬介は、剣の腕はさほど立たぬも、鉄扇の扱いには長けていた。

新米刑事の高木は、闇社会の人間関係を知り尽くし圧倒的な実力で事件を解決する刑事・桜井に衝撃を受けるが――本格警察長編。

魔が差すときがある。東京・杉並でカレー店を営む保坂忠章は、金策に訪ねた福岡で、偶然八千五百万円の現金を手にした。

死んだ仲間の“復讐”のため、リベンジャーズはアメリカへと飛んだ。

轟音!任務前のリベンジャーズが、世界各地で同時に襲撃された。

政府によって消された記憶の一部を取り戻したカイラ。

4号警備、それは民間警備会社によるボディガード業務のこと。頼れるものは己の身体ひとつのみという過酷な現場だ。

浅見光彦シリーズ3年ぶりの最新刊。熊野古道を舞台に繰り広げる、壮大な歴史ロマンミステリー。

これぞミステリ!と膝を打ついかにも“らしい”52人。

桃農家の亨が見つけた、金色の芳しい桃。それは、天から落ちた桃の精だった。

いよいよ江戸に帰るべく、金杉清之助は徹宵して南下し、師が眠る鹿島を訪れる。

『この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口くん』昭和二十七年。

「中禅寺…秋彦さん、ですよね?」女学生は、思い詰めたように中禅寺に一通の手紙を差し出した。これは恐らく―恋文。

20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。

集団で移動して、海や川を渡り、新天地を目指すレミング。その名を称した中学2年生の男女5人組が、市長の娘を誘拐する。

大和と京を結ぶ「奈良坂」で消息を絶った女を探す浅見光彦は、文人縁の宿「日吉館」を訪れる。

競走馬の怪死事件。腹を鋭く引き裂かれた死体を前に、樋口孝也の脳裏には、あの凄惨な「羆」の悪夢が蘇る。

独特の色気を湛えた商品で人気を博し、ロンドンに店を構える靴職人・斎藤良一。

弁舌巧みなイケメン元国会議員・漆原翔太郎は国民人気を武器に都知事へ転身。

一九一九年春、第一次大戦後のパリではじまった愛と憎しみの国際諜報戦は、スコットランド、ロンドン、マルセイユを経て、夏の日本へ。

亡父ヘンリーは、なぜ危ない橋を渡り情報を売ろうとしたのか。そして、自らの生誕をめぐる隠された真実とは。

ロス暴動大混乱の最中に発生し、まともに捜査ができず心に残っていたジャーナリスト殺害事件から20年。

ジャーナリスト殺人はボッシュにとって最初の未解決事件でもあった。

道案内の剛力たちに導かれ、山の尾根を行く逃避行の果てに、目指す港町に辿り着いたニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行。

姫を救出せんとする近衛兵と剛力たち。地下に張り巡らされた暗渠に棲む孤児集団の力を借り、廓筋との全面抗争に突入する。

勤務先の美術館に宅配便が届く。差出人はひと月前、孤独の内に他界した父。

勤務先の美術館に宅配便が届く。差出人はひと月前、孤独の内に他界した父。

零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。

ポーランド人強制収容所囚人の日記に隠された意外な真実とは! 日本とポーランドで起きた2つの殺人事件。

行政書士の斉木にかかってきた不穏な電話。男は娘を誘拐したと告げ、 返してほしければ指定場所に来るよう命じる。

ペティは18年間、父親と二人きりで暮らし、軍人のように銃器の扱いと対人戦術を叩きこまれて育った。

15歳以上の人間が忽然と消えてしまい、子供たちだけとなった町。

預言者を自称する少女が口にした“15歳での消滅は救い”という教え。

若き天才女性ヴァイオリニストの凱旋コンサート会場からこつ然と消えた、時価数十億の伝説の名器。

参院選が迫るある日、日本人女性がトルコでIHOの人質になった。

千夏は民俗学の「口頭伝承」を研究する大学院生。

猫町に暮らす野良猫のミスジは、憧れていた順松の後を継いで傀儡師となった。

犯行計画を立てただけなのに……どこからともなく名探偵がやってきた?完全犯罪をもくろむ殺人者は、誰にも見破られぬように犯罪計画を立てた……はずだった。

地上に舞い降りて楽しく遊び過ぎてしまった三人の天使達。

海新高校ジャーナリズム研究会(通称「ジャナ研」)に所属している、性格は少々難アリだが頭が抜群にキレる工藤啓介は、中学時代にあるトラウマを背負っていたために他人とはあえて距離を置くような高校生活を送っていた。

学級委員長を押し付けられ、家では両親が離婚の危機。さらには幼なじみへの恋心も封印。

新人記者の駿也は、我が子を傷つけていた母親の不審死事件を取材する過程で「トミーの呪い」という都市伝説を知る。

“都市伝説”を信じて猫殺し事件を企てた同級生、和久田悦史が行きたかったこの場所は、「現実」よりも過酷な世界だった。